2017年3月5日日曜日

MHX 感想(終)

 MHXが発売されてから実に1年以上経過したが、今更天地狩猟ノ覇紋を獲得した。もうすぐにでもMHXXが発売されようとしており、まさに滑り込みセーフである。
 俺は突然MHXを1年ぐらいやりたくなくなった。理由は不明だが、別にやりたくなくなったのである。楽しくないわけではない。しかしやらなかった。やらない間はFF14でAWを作っていたり、FF14でサブジョブのレベル上げをしていたり、FF14で鳥を取っていたりした。つまりモンハンの代わりになぜかFF14をしていた。「D2」やら「D4」やらをチャット欄で連呼していた。
 MHXについては俺のやり方にも問題があったのかもしれない。いつも通りソロでやることに加えて、ギルドスタイルといういつも通りのスタイルしか使わず、防具も黒炎王シリーズという、一式で欲しいスキルが発動するものを作成した後は全然いつものようにマイセットを作らなくなり、俺の腕も上げ止まっている感じなので、昔の沼とか砂漠とかで太刀とかを使うと余計いつも通りという感じであった。そのため、別にやらなくても起こることが大体想像できる→やらない、ということになっていたらしい。
 しかし俺はスタイルを変えるのに億劫である。ギルドスタイル以外無駄な動きがあるように見えてしまう。MHFのように根本から違うことが強制されていない限りは、もうギルドスタイルで俺は完成されてしまっているので億劫になるようである。
 MHX自体については本当に今更な感想だが、上で面白くないように書いておいてなんだが、よく出来ていた、と思う。MH4Gと比較すると極限状態が無くなっただけ良い。獰猛状態は肉質の無駄な硬化無しに体力とひるみ難さ、疲れないといった点だけの強化に落ち着いているようなので、この方向性が維持されればと思う。
 携帯機のモンハンが難しいのは、前作まであった発掘武具のような(他のネトゲやソシャゲじみた)やり込み要素を設けるかどうかだろう。この類の周回を前提としたやり込みはもう受けなくなっている、と言われる一方、無ければ無いで奥深くなくなってしまう。ソシャゲの周回がまだ許容されるのは、そもそも時間潰しで周回要素でも良いという部分もあれば、PS4や3DSのように立ち上げて仰々しくやらなくても気軽にできる、という点も存在するからだと思う。
 MHXの場合、「MH3系」までの領域にこのような要素を限定している上、上述した一式でスキルも混合より優れている装備群が存在していた。よって、やり込む意味は「MH3系」までのやり込みの意味、すなわち、お守り、TA、サイズ、勲章に限定されてしまった、と言える。「MH3系」までのやり込みをやったことがない人や、よっぽどモンハンを愛している人以外には長く続けるのは難しい作品だったのではないかと思う。出ている情報だとMHXXも同じような感じに落ち着く可能性が高い。
 それにしても俺はわざわざ立ち上げて周回しまくるFF14に自動的に惹かれてしまったので、実は「MH4系」が好きだった可能性がある。あのろくでもない極限状態を除いて。

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