2014年2月21日金曜日

モンハンにおける「地雷が地雷を呼ぶ現象」に関する考察

 いつか書こうと思っていたのだが、長年モンハンをやっていてある一つの現象が存在することを認識するに至った。その現象とは、「地雷が地雷を呼ぶ」ということである。
 この現象の内容を簡単に言うと、地雷が一人居るとなぜか地雷ばかり部屋に集まってくるというものである。
 例えばMH4を例に挙げれば、オンライン集会所を検索して、HR5ぐらいのホストが1人の部屋に入り、そのホストが装備バラバラ、意味不明なSP配分、中途半端な強化段階の武器で、しかも実名ひらがなの名前で、さらにいきなり一言も会話をしていないのにフレンド登録申請をしてくる地雷の役満を揃えた存在みたいな奴だったとする。まあ今更こんなんが居ても珍しくないと思って暫く待っていると、不思議なことに、同じような地雷の役満みたいな奴が入ってきて「よろ」とか言い出す。そしてまあ2人こんな奴らが操虫棍を持って跳ね回っても別に(これはこれで問題だと思うが)今更・・・とか待っていると、さらに何を考えてプレイしているのか意味不明みたいな明らかな地雷が入ってきて、ホストでもないのにクエストを貼り出す・・・という状況がしばしば生まれるのである。
 実はこのような現象はMHP3やMHP2の頃から存在していたことであり、驚くべきことに、現在まで継続して発生し続けている。観察者としての俺の主観が偏っている可能性は否定しないが、なぜか「地雷は地雷を呼ぶ現象」はシリーズが変わっても一貫している。なぜこのような現象が発生するのか。実は俺の主観があまりに偏っていて、あらゆるプレイヤーを地雷認定する性格地雷だった、という可能性はあるかもしれない。それにしても「明らかな地雷」が地雷の下に集うのである。オンラインマナーを全て無視しているような人間が集うのである。実に不思議だ。
 理由をいくつか挙げてみよう。第1に、(地雷が)自分と同じ臭いをかぎ分けて互いに迷惑をかけあうのかもしれない。入った部屋のホストが実名系で、タメ口で話してきて、防御力がガンナー以下のような奴だと「取り入り易い」と考えるのかもしれない。その結果、俺以外の3人が全員クエストを貼って部屋の進行が麻痺することになるのだ。
 第2に、第1の理由の逆で、地雷側がまともなプレイヤーを避けているのかもしれない。非常に単純な図式を描くと、自分は地雷で「よろ」、「はやく」、「ギルクエ下さい」しか話せないのに、入った部屋の人がまともな人でまともな突っ込みを入れて「迷惑(目障り)ですので退出して下さい」とか言われると、地雷側は耐えられないのかもしれない。しかし、現行最新作のMH4は意固地になって地雷が居座り続けることができるゲームなので、やろうと思えばクエストを貼って、延々「よろ」、「はやく」、「ギルクエ下さい」を連呼することができるのだ。そもそもオンライン上の抽象化された他者を害する目的を持った地雷である場合、「地雷」の如くその抽象化された他人に迷惑をかけて自己満足に浸ることもできるわけで、この第2の理由の説得力については疑いがある。
 第3に、実は観察者である俺自身の運の悪さが原因で、実際他のプレイヤーはこんなに地雷と遭遇しないのかもしれない。まあ「プロハン」は地雷の装備と態度を見てすぐさま出ていくわけだから、同じ部屋にとどまらない以上、実害を認識しない可能性もある。過去作でも同様の現象に行き当たった俺は、今作で地雷を蹴ることができない故に、過去作と比較してより「地雷が地雷を呼ぶ」現象を認識する頻度が増えているのかもしれない。というわけで、以上3点の理由を考えたが、未だに「地雷が地雷を呼ぶ」現象の謎は深まるばかりである。
 反対に「プロハンはプロハンを呼ぶ」のか?という疑問が湧くと思うが、これに対する個人的な回答は、「地雷が地雷を呼ぶ」よりも「プロハンがプロハンを呼ぶ」方が少ない、ということになる。実際、HRが500を超えていても集まってくるメンバーが500を超えていて最適な発掘装備を担いでいる連中ばかりになるわけではないし、地雷を許容するゲームシステムがMH4という最新作で確立されている以上、プロハンは寄生する地雷の食い物にされるしかないのである。高レベルギルドクエストを貼るとキャンプ待機する寄生、遠くを逃げ回ってタゲだけ散々取りまくる寄生などとは簡単に遭遇してしまうし、それに対する対応策が我々には無いのだ。したがって、「プロハンは地雷を呼ぶ」という法則の方が具体化しつつあると思う。

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