2013年9月24日火曜日

MH4 感想 (5)

 ダラ・アマデュラというでかい蛇をぶっ倒して、MH3Gと同様、HRの上限が解放されたので、どうやら俺はラスボスを倒したらしい。
 この蛇については、とにかく初見だとどこを攻撃して良いか迷ったことが印象に残った。いっぱい段差があって移動が面倒だったが、変な動きをせずに、あの巨体で足場ごと押しつぶせばよいのに蛇ちゃんが馬鹿設定されているおかげでのろのろしているので、飛び乗ったりジャンプ斬りを撃つタイミングは割と沢山ある。ラスボスというより老山龍やシェンガオレンと戦っているような感覚だった。
 この蛇特有の攻撃方法として、謎の光子を飛ばしてくる攻撃が挙げられる。この光子は初見だと色的にゴア・マガラと同様の狂竜ウィルスでも飛ばしているのかと思ったが、全くの謎の光子であった。胸辺りの光子が火花のように飛んでいる部分に近づくと、溶岩に入った時のようにスリップダメージを受け続けるのだが、全くの謎の光であるため、近づかない以外に防ぐ手段が存在しない。
 しかし、実際のところこの蛇の攻撃自体はそれほど痛くないので、それほどこいつを脅威に感じることがなかった。大技として、この謎の光子を水流のごとく頭を振りながら撃ってくるのだが、当たっても即死というわけでもなく、アマツマガツチの水圧カッターや、アカムトルムのソニックブラストのような一撃必殺という印象が全く残らなかった。しかも結構簡単にかわすことができる。
 適当にザクザク斬って倒すと、上記した通りHRが解放されて、いつも通りいきなりHR44という極端な上がり方をした。正直このHR制度に俺はあまり期待できないのだが、まあ勝手に上がることを期待して全クエストをやっていく。とりあえずいつもの俺のプレイスタイルだと、このラスボスを倒したことで自分内制約である「太刀のみ使用」がなくなり、他の武器を使えることになったので、いつも通りここから全武器を使ってやり残したクエストをやることにする。「全クエストソロ制覇」、「wiki使用不可」という自分内制約がなくなり、オンラインによる協力プレイが解禁される「天地狩猟の覇紋」取得まではまだ遠いことを期待する。

2013年9月22日日曜日

MH4 感想 (4)

 集中してやっているので大分進展度合いが飛ぶが、「団長からの挑戦状」という、毎度恒例の最終鬼畜クエストをクリアしたところまでやった。今回の相手は狂竜化ジンオウガ+激昂したラージャンの疑似「双獅激天」の後、シャガルマガラ1頭を狩るという、初心者が3DSを投げ捨てること必至のクエストであった・・・。何気に古龍がこの類のクエストに引っ張り出されるのはシリーズ初である。
 使用した装備は(いつもいつも上位素材の時だけ優秀な)リオソウル一式+ガード性能+3、砥ぎ師+7のMHP3の時の使っていたお守りに似たもので、高級耳栓、業物、砥石使用高速化、見切り+2という、あと匠があったら俺はもう何も防具を作らなくて良いという構成である。武器は当然今作における太刀使いの対古龍決戦武器である痛い名前のシャガルマガラ武器である。あの名前は止めていっそのこと明らかに形状が酷似しているロトの剣とか言い切った方がすがすがしいぐらいである。何気に名前の痛さに反して上記したスキル構成だと会心率が驚異の55%にもなり、匠を付けるとこれでもかというくらい白ゲージが伸びるガチガチな武器なので、付いてなくて良かったかもしれない。
 「最終鬼畜クエスト」である一方で、実はこのクエストもMH3Gの村最終クエストと同様、モンスター同士の攻撃でモンスターの体力が削れるので、最初の疑似「双獅激天」はジンオウガが倒れるまで逃げまくるという戦法で比較的簡単に攻略できてしまう。特に激昂したラージャンの攻撃がジンオウガにとってとても痛そう(ジンオウガが泣きながら戦っている姿を想像してしまう)なので、適当に攻撃しながらできるだけラージャンの新型ビームなどをジンオウガに誘導すると早く一対一の状況を作ることができる。
 この方法で一対一まで持ち込んでラージャンを倒すと、後は上記した痛い武器を作る際に殺しまくったシャガルマガラだけである。2頭同時の後で古龍という、一見時間制限が厳しくなりそうなクエストであるが、実際の所は20~30分程度で攻略可能であり、MHP2Gの「モンスターハンター」よりは時間管理の点で楽である。
 攻略すると勲章と微妙な腕装備と微妙なお守りが貰えるだけなので、報酬で玉が出なかったら初心者でなくても3DSを投げ捨てるかもしれない。また、いつも通り装備色彩で虹色を設定できるようになるので、塗りたい人は是非虹色に防具を塗ったら良いと思う。まあ悲しい事にモンハンで虹色に防具を塗りたくっている人は大体アレな傾向があるのだが。

2013年9月19日木曜日

MH4 感想 (3)

 村クエが一通り終わったので集会所をやっているのだが、現時点で(1人でやる場合)最高難度のクエストは集会所HR3の「燃石炭の納品」であることが判明した。驚くべきことに、採取マスター+ネコの採取術を発動させた状態で臨んでも、燃石炭の必要納品数10個に対し、全ての採取場所を回って50分全て使って4個しか採れない場合があった。絶望しかない。これパッチ当ててもらいたいんだが・・・。完ソロを目指す人は運が悪いとここで躓くかもしれない。歴代でも指折りの糞クエストである。3回やっても運が悪い俺はクリアできていない・・・。

2013年9月16日月曜日

MH4 感想 (2)

 感想(1)で言及していたゴア・マガラについであるが・・・本当に古龍だった。モンハン生物学試験4級ぐらいには合格できるかもしれない。より正確にはゴア・マガラが脱皮したモンスターである天廻龍シャガルマガラのことを言っており、今作における村クエ用のラスボスである。モンハンの設定上、シャガルマガラには当てはまるのだが、「古龍は捕まえることができない」の法則にゴア・マガラは反するので、もしかしたら脱皮する前は飛龍とかで、脱皮することで古龍性(という謎の性質)が高まるのかもしれない。
 さて、シャガルマガラについては単純に十分な強さを持ったモンスターだと評価できる。見た目はウミウシ状態のゴア・マガラを白くした感じである。とにかく爆散するブレスを連発してくるので、初見だと予想着弾地点の2割増しぐらいで距離を取った方が良い。狂竜化を誘発するブレスの内、遠くに着弾してプレイヤー側に死角からリバースしてくるものを撃ってくるので、G級とかで威力が高かったら危ないと思う。まあ村クエぐらいだと1発2発被弾しても十分回復が間に合うのでその点は問題がない。頭を破壊してサブクエを達成したい場合は素直に段差から飛び乗ってダウンさせた方がやりやすい。
 部位破壊の目的を達成したらモンハンの基本に戻り、正面は避けて後ろ足を切りつける→ダウンを取ったら弱点の頭という行程で問題なく倒すことが可能。昔の古龍のような連戦も無い。当然古龍なのでこれも基本通りに龍属性武器=この時点では基本的には(痛い名前の)ゴア・マガラ武器を持っていく。
 シャガルマガラを狩ることで本作のエンディングを観ることができる。OPでいつもの「英雄の証」がリストラされたことを危惧したり憤慨したり絶望していた人はこのエンディング内で聴けるので安心して良い。
 もっともモンハンの世界はいつも通りここからである。ドラクエで言うとやっと勇者用にはがねのつるぎを一本購入したぐらいだということである。

2013年9月15日日曜日

MH4 感想 (1)

 さっそくゴア・マガラを狩ったところまで集中してやった。とりあえず全体的な感想を書くと、客観的に見て(最新作なので本当は当然なのだが)MH4が現時点のモンスターハンターシリーズでは最も出来が良いと思う。MH4は完全新作と言うよりは、これまでのシリーズの問題点への対処をきっちりやっていて、更にこれまで積み重ねてきたものをきっちり組み合わせていると感じるので、単純に1つのモンスターハンターシリーズとして出来が良い、と個人的には思う。悪い言い方をすれば前シリーズと同様の部分も目立つということだが、このゲームは既にこれまでに商業的な実績を持っているゲームなので、謎の専門用語を導入されたり、これまでと全く違う操作方法を要求されるなど、進化の名を語った迷走よりは、ゲームの根幹部分は変えない保守的で地道な進化の方が俺は良いと思う。そもそも全く別なことを始めるのなら世界観も共有せずに全く別のゲームをゼロから作った方が良い。
 具体的には下記が個人的に取り入れられて良かったと思う点である。


  • これまで取り入れてきたプレイヤーを便利にするシステムの再導入(肉焼き器や投網マシーンの復活、予備ポーチの復活等)
  • オトモアイルーのカスタマイズ
  • ただのハンティングアクションからハンティングアクション・アドベンチャーっぽい演出への変化
  • 無料のオンラインプレイ

 実際に製品に触れて分かったことなのだが、特に3点目については、これまで全く孤立無援でほぼ隔絶された世界で行っていたソロプレイの中に、他の村の登場、自分と同じハンターや、ちゃんと仕事をしている(ように見えている)ギルドの存在、物語の展開を示すムービーシーンの増加などの演出を駆使することで、ただのハンティングアクションから、ハンティングアクション・アドベンチャー(っぽい)体裁を作ることに成功している点で注目すべきかと思う。一応これまでのモンハンの中でも個々のクエストの依頼者や依頼文の中にストーリー的なものが示唆されていたのだが、今回は村クエの方はきっちり依頼人や目的が明示されており、進行に合わせてキャラバンのメンバーが加わるなど、より強く物語があることを意識させる作りになっている。

 他方で経験者だからこそ鬱陶しいと感じた点が下記。

  • MH3系と変わらず初心者であろうが経験者であろうが同様に表示される日本国民の400万人ぐらいは既に知っているであろう事柄に関する説明。特に「もう一度聞く」の選択肢
  • シリーズ初の物語冒頭では回復薬を置いていないダメな雑貨屋。集会所のハンターショップまで売られていない徹底ぷり
  • 上下動作の多さと3DS単機での視点変更の限界
  • インナー(下着姿)で登場して戦う主人公(笑)

 モンハンは大体「お、そろそろ軌道に乗り始めるな」というタイミングがはっきりしているゲームなのだが、今作では3つ目の村まで行かないと回復薬が買えないなど、そのタイミングが遅い。これが初めての人は良いのだが、すでに過去作を多く経験した人間からすれば大分まどろっこしいと思う。正直もう今作ではずっとアオキノコと薬草を調合しなければならないのか、回復薬を置いていない雑貨屋の存在価値とは一体・・・とか思うぐらいだった。勘弁して欲しい。
 また、3点目については、上下の挙動が増えたが故に、3DS単機での操作性とこのゲームで求められる挙動のギャップが比較的大きくなっていると思う。PS3のコントローラーで思いっきり右スティックをグリグリできれば良いのに・・・と思いながらやっている。
 最後の点は言わなくても分かると思うのだが、「団長とか途中で映る奴は皆服着てるのになぜお前だけ下着なのか?寝起きの演出なのか?なぜこれが主人公の初登場シーンなのか?舐めているのか?いっそのことユアミ装備にしてパン一にしたらどうか?」と思う。
 1つ目の感想の最後はゴア・マガラについてであるが、大分初心者に配慮していると思う。何より(全員かどうか不明だが)既に素材を有している状態で戦うので、弱点属性が分かった上での戦いで、準備しやすい。俺と同じように太刀を持っていく場合は時期的にほぼ斬破刀一択になると思う。
 ゴア・マガラの挙動については、大きくなって何か吐くようになったティガレックス+アルバトリオンやクシャルダオラ系の飛行運動がこいつの全てだと思う。しかし途中から(初見の場合は最初から)、怒り状態とは別に、なかなか解除されないつるつるした頭からウミウシみたいな気持ち悪い角がにょきにょき生えて攻撃力が激増する状態での戦闘になるので、大体長期の状態変化を持つ場合が多い古龍種と戦っているような感覚を覚えた。
 ただモンスターハンターシリーズでよくある話なのだが、変なブレスや多彩な攻撃方法より、こいつの一番怖い動作は巨体を活かした真っ直ぐな突進で、それ以外の攻撃はそれほど当たり判定も大きく無いので、比較的簡単に倒せると思う。想像以上に横幅がでかいので、狭い場所で戦うとプレイヤーがどこに居るのか把握し難くなる点も以外に難易度上昇に貢献していると思う。まあブラキディオスのようなトリッキーで隙を潰してくる挙動はあまり無く、上記したウミウシ状態での爆散するブレスが最大威力なので、それと当たり判定の大きい突進だけ気を付ければ良い。狂竜化はこの感想のこの部分についでで書いている通りほぼ無視して良い。

祝!MH4発売!!



 MH4が発売された。こんなに嬉しいことはない。

2013年9月9日月曜日

1922 感想

 もはやこのブログの「小説の感想」ラベルでお馴染みの登場人物になりつつあるスティーヴン・キングの中編2本が収められた「1922」を読んだ。
 この本の内容をお馴染みの適当あらすじで書くと、この本は、土地の売買に関する言い争いで息子と(老獪な手法で)結託して妻を殺害した男の話である「1922」、癌で余命幾ばくと宣告された男が怪しげな男と悪魔の取引を行い、自分の寿命を延ばす代わりに、自分の親友を不幸にする契約を結ぶ「公正な取引」の2編から成る。原題が"Full Dark, No Stars (「星も無い真っ暗闇」)"であることから分かる通り、暗いと言うより陰惨な話ばかりの本である。原作は2010年に出版されていて、ちゃんとキングが仕事をしていたことに驚かされる。まだ彼女に貸してもらっていないので読んでいないが、(和訳本では)「ビッグ・ドライバー」という中編2本が収められた本とセットである。
 まず「1922」については、キングお得意の殺害プロセスと死体の描写、子供の描き方が見どころである。しかし、俺はこれらの描写以外に、個人的に(ほとんど本編とは関係ないが)「行き場の無い知力」ほど不幸なものは無いという感想を持った。別にこの本だけが起因になっていたり、今に始まったことではないのだが、俺は時々、その半分の部分の素晴らしさに目を瞑り、もう半分の悪い部分だけを見て、「もっと馬鹿で間抜けで人の感情とか考えとか全く分からず、毎日同じことを繰り返して何も考えない人間に生まれてくれば良かった」と考えたり、彼女に話したりして辟易させることがあるのだが、本作のウィルフレッドの描写や設定を読んでまたそのように考えた。
 ウィルフレッドの設定は大恐慌前の1922年、実は不況に差し掛かっていた農業を営んでいる田舎の家庭を支え、学位を持っているわけではないが、読書好きな一見しっかりした知力を有している男である。別にそれほど深く触れられていないし、上記した俺の脱線気味な勝手な感想が無ければ特段触れるような点でもないかもしれないが、この男は使用する目的も有さず、徒に本を通じて知力を高めていったことで(あまりにも無駄な)苦痛を味わうことになったと思う。具体性を持たない知力は中途半端な計画と、中途半端な結果に対する認識と、終わることのない悪夢をこの男に与えることになった。「行き場の無い知力」ほど悪いものは無い。それが無ければこの男も心の中に「陰謀男」を巣食わせることにはならなかったのだ。別の場所で何も考えずに農業を続けられたかもしれないし、何も考えずに妻の言うことも聞けたかもしれない。変な表現になるが、これは感想としては的を外しているが、俺個人にとっては的を得ている感想だと思う。
 次に「公正な取引」については、古いタイプの本来のキングらしい作品が好きな人は好きになると思う。全く新しさは感じないし、結末も展開も全てが誰でも読める内容だが、やはりスティーヴン・キングはこの中編で表現されているような(真っ暗で)「超自然的」な主題を取り扱うことから、未だに逃げていないのだなと思う。この種の作品に「戻ってきた」わけではなく、彼はそもそも「相変わらずそこに居る」ということなのだろう。

2013年9月2日月曜日

FFXIV 新生エオルゼア 感想

 やらないといつまでも気になると思ったので、「逆に計画的に集中して本当は一か月ぐらいやるところを無理やり1週間ぐらいでやる」を目標にFFXIVを買ってログイン戦争を勝ち抜きながら無理やりプレイした。とりあえず全体的な感想を書くとオンライン部分以外はよくあるFFで懐かしいということである。
 いつも通りストーリーを適当に書くと、(いつも通り)クリスタルに選ばれた主人公がエオルゼアという「第七霊災」で傷ついた世界で冒険者として、どうでもいい小間使いみたいな仕事から、蛮神と呼ばれるいわゆる召喚獣達との戦いまで、様々なことを経験しながら、やがてエオルゼア全土の支配を目論む(どこかで見た)帝国のスネーク達と戦う話である。
 この「(いつも通り)」や「(どこかで見た)」という点はむしろ好意的に受け取られるべきだなと思う。ファイナルファンタジーという日本のRPGを背負っていた作品は、第12作目で「あれ・・・こいつ主人公?」という展開になって、第13作目で「ファルシ・・・?ルシ・・・?はあ?」という展開になって以後世間的には広く「死んだ」と認知されつつあった。特に第13作目は普通に表現すれば良い言葉を無駄な専門用語で言い換えて馬鹿なパラフレーズを作る、これまでのFFにあったはずのユーザーの自由な冒険を否定する、などの巨額の費用を投じて壮大な自殺行為を挙行して、値崩れしまくったその2作目も含めてユーザーに「他のRPGの方がまだマシだわ」という感想を持たせることになった。文字通り迷走である。
 (新しい方の)第14作目の良い点は、「思ったよりちゃんとしてるじゃん」という感想をユーザーに持たせる作りになっていることだと思う。旧FFXIVの一切、そして第13作目の多くの点が思い出したくない過去であることは周知の事実であるため、「新生エオルゼア」も駄目かも・・・と多くの人々が予想していたと思うのだが、その予想を良い意味で裏切って結構ちゃんとしたFFになっている。サーバーの数が足りなくてログインができないという点に(ものすごく寛大な心で)目を瞑れば、正直オフラインにして、「砂の家」のメンバーをストーリーの進展に合わせて仲間に加えられるようにすれば、「新生エオルゼア」はリビルドした第12作目だと言っても過言ではない。
 もちろんMMORPGなので、ダンジョン攻略などでMMORPG特有のロールの押し付けや、圧倒的なクエストの数と取得経験値の制限などはあるので、合わない人は合わないと思うのだが、第11作目を楽しんだ人はもちろん、第12作目、第13作目に絶望した人にはちょっと触ってみることを薦める。
 (余談だが)俺は個人的にはもちろん骸旅団やアグリアスのヘルプメッセージの再登場にちょっと嬉しくなった。あと今作のシドはシリーズ屈指のイケメンである。