2012年10月26日金曜日

宮島へ行ってきた


有名な大鳥居。下部は接合されたりしているわけではなく、自重でバランスを取っているらしい。

 実は日本に帰ってきてから日本っぽい観光地へ行こうということで彼女と宮島へ行ってきた。何か平清盛が話題になっているみたいだったし、丁度義経を読んでいて、まあ関連しているかな・・・という程度の関心があったので京都などではなく宮島へ行った。

親鹿に付き添う子鹿。
 以前宮島に行った時は夏でめちゃくちゃ暑かったので、今回は非常に涼しくて快適だった。何やら外国人が集団で修学旅行めいたことをしていたので、沢山外国人が居た。
 宮島はこの前来た通り鹿が沢山居た。鹿という動物は馬と同様に顔が不細工な可能性が極端に低い動物で得をしていると思う。

本殿の中にある能舞台
 ちょうど良い機会だ、ということでおみくじを引いてみたのだが、俺は中吉で引っ越し以外全部悪いテキストが記載されていた。しかし案外納得した。確かに日本の新たな住居は快適である。あまりにニューヨークが悪かったということもあるのかもしれないが。

アシカショーの様子。遠足か何かで来た青少年がいじられていた。
 ちょうど良い機会だ、ということで最近新築されたらしい宮島水族館にも行った。名前の横に「みやじマリン」とか書かれていて、舐めていると思う。

サクラダイの群れ。

珍しく活発に動いていたカブトガニ。

 宮島水族館はそこそこ大きな水族館で、瀬戸内海に住まう魚を中心に様々な生物を観ることができる。中でも俺が興奮したのは珍しく足をがしゃがしゃ言わせて激しく動き回っていたカブトガニである。俺が今まで観たことがあるカブトガニの中で最高レベルの動きを見せていた。こいつも動こうと思えば動くらしい。

ペンギン手触りコーナーの様子。
ちょうど良い機会だ、ということでペンギン手触りコーナーでペンギンにも触った。ペンギンの背中は思ったよりツルツルしていて気持ち悪かった。ミサトさんはよくこんな気持ち悪いのと共同生活できるなと思う。
 その後あなご丼を食べに行っている途中で外国人に話しかけられて、「フィッシュ!フィッシュ!」とか言われて「は?何言ってんのお前?」と英語で聞いたらどうやら水族館を探していたらしい。どうやら俺には「こいつ英語喋れそうだな」という雰囲気が皆無らしい。

2012年10月25日木曜日

件のマクドナルド

山王グランドビル側から見た件の場所。
 そう言えばもうフルブライト奨学金の面接の時期になっているので、このブログで何度か登場したマクドナルド赤坂見附店の写真でも載せておこうと思う。この前東京に行った時に実は撮影しておいたのだ。
 この店の店員の方は毎年10月~12月にかけて挙動不審の似合わないスーツを着込んだ若者が来店して突然英語で喋りだしても暖かい目で見守ってあげて下さい。そいつらはこの世界をもっと面白くしようとしているのかもしれません。

2012年10月11日木曜日

阿修羅ガール 感想

 舞城王太郎の『阿修羅ガール』の感想を書こうと思う。順番から言うと『世界は密室でできている』の方が先なのだが、いかんせん個人的に記憶に残らなかった作品だったのでパス。今回はより記憶に鮮明に残っていた方の『阿修羅ガール』の感想を書く。珍しく7年ぶりぐらいにもう1回読み直した。
 あらすじを適当に書いておくと、クソビッチ馬鹿女子高生のアイコが、最後にラブホで寝た佐野の殺人事件に巻き込まれたり、「天の声」という某巨大掲示板を模したサイトの書き込みにより引き起こされた「アルマゲドン」という、特定地域での集団暴行の嵐に巻き込まれ、途中謎の霊的世界を介してグルグル魔人という、三つ子殺人事件の犯人と思考が繋がり、犯人が自殺した後アイコは現世に戻ってきてもうビッチは卒業することを決心する話である。いつも通り書いていて意味不明である。一言でいえばアイコがビッチを卒業するまでの話である。
 三島由紀夫賞の評価をした人々の意見も割れたらしいが、本作品はうんざりする人はうんざりすると思われる。特に真面目な人々がうんざりさせられるのは、「上記三つ子殺人事件の犯人=グルグル魔人という、完全に死んだ方が良い人間が三つ子をバラバラにしていたのは、三つ子の体のパーツを使って阿修羅像を造ろうとしていたからで、それによって何らかの(勝手な)救いを見出そうとしていたんだ・・・」という思索を通じてアイコも何かしらのカタルシスを感じるという、終盤の場面である。
 いやいや、人殺しのクソ野郎だからね?他人を殺して勝手に救いを感じてるんじゃねぇよ。お前が死ね。と、年齢が高い人は大部分が感じると思う。特に既に自分の大切なものを失ったか奪われた経験が多くある人々にとっては、上記終盤のパートはまったくもって浅薄な描写として映る。この英雄=グルグル魔人(笑)とか言う屑に対しては言及する必要すら無いが、主人公のアイコが彼の行為に何かしらの正当性を見出すという論理は全くもって受け入れがたい冗談だろう。被害者の母親で、夫も自殺によって喪った人間が最終的に「何かしらの『和解』」を抽象的なレベルで行ったように描写されていることも全く納得できない非常に浅薄かつ軽薄な描写だと思う。
 しかし、そもそもこの作品の主人公は浅薄で軽薄なビッチで馬鹿で最低な女子高生なのだ。自分勝手な日常の中に自分勝手な価値しか見出していない人間なのだ。例えば村上春樹などはまず書かない類の主人公だと思う。『阿修羅ガール』の主人公は、博学でもなければモテモテでもなく、勝手にエロい展開に巻き込まれないし、お酒も飲まなければジャズにも詳しくないのである。そこらに居るかもしれない幼稚で馬鹿で最低な女子高生に過ぎないのである。
 したがって、「明日から世界が変わって聖人の如き変化を遂げる」というカタルシスはこの最低馬鹿女子高生にはふさわしくないのだ。どんなに「アルマゲドン」とか、「桜月淡雪」とか、「グルグル魔人」とか、数々の非日常に巡り合ったとしても、結局彼女が(現在は)最低馬鹿女子高生であることには変わりがない。身の丈にあったカタルシスの1つが阿修羅像であり、身の丈に合った成長がビッチ卒業だったということである。そのような観点からすれば、本作品は「1人の最低馬鹿女子高生の(下らない)成長」を描くことに真剣に向き合った作品だと思う。下らない主人公が下らない成長じみたことをしているからこそ、本作品には価値があるのだと思う。

2012年10月9日火曜日

MHP3 高死亡確率クエスト 対策法(2)

 そう言えばこの企画を全然無視していたことをさっき国際人権法に関する本を読んでいて思い出したので、アカムトルムに引き続くMHP3で死ぬ可能性が高い方のクエストの対策法でも書くことにする。第2回は「カウンターバランス」にしようかと思う。所謂「闘技場2頭同時クエスト」の一種だが、「王族の招宴」以外だとこのクエストで死ぬ人が多い。内容はアグナコトル原種・亜種同時である。

1.概観

 まず、なぜこのクエストが他の2頭同時クエストに比して死亡者が発生しやすいかと考えると、(1)射程が長い回避困難な攻撃方法を持っている、(2)当たり判定が大きい・複雑で、パーティーを組んでいてターゲットが分散すると回避が困難な攻撃を持っている、という2点が大きな理由に挙げられる。
 他方で、実は難易度の点から言うとそれほど高くはない。相手側の攻撃方法等にも依存するのだが、前回挙げた「覇王降臨」に比べて、パーティーに1人、2人ぐらいヘッタクソが混じっていたとしても勝つ場合が多々あるクエストである。

2.剣士について

A.スキル構成

 まず耳栓・回避性能・ガード強化(性能)などの防御スキルはどれか1つはあった方が良い。割合鳴く確率も高く、咆哮はリオレイアやリオレウス同様フレーム回避が困難な類に分類されるので、これらの防御スキルが無い場合は、咆哮→もう一方のブレス→もう一方のブレスor (潜行)体当たりでハメられる場合がある。どれを選ぶかは使用する武器種によるだろう。もっともブレスの当たり判定は一瞬なので、全部フレーム回避で避けられる人は耳栓を付けて攻撃し続けると良い。

B.要注意行動の捌き方

(a) ブレス

 もちろん長距離に振り回すタイプが厄介である。潜行→ブレスのパターンだと音爆弾を使うとぐったりさせることができるのだが、正対したまま撃ってくるパターンもあるので、その場合は火属性武器による攻撃を当てることでしか止められない。
 しかし、野良でやっていて無言でクエストが貼られるクソ部屋だった場合は皆無属性の武器だったり、俺のような人間は誰か死んだ方が面白いとか思うので閃光玉も音爆弾も使わない場合があり、そもそも「ブレスを止める」ことができない場合もある。そのような場合、できるだけアグナコトルに密着すればブレスを回避することが可能である。まあもう一頭も撃ってこない場合に限るのだが。このような状況でもう一頭も撃ってきた場合は、上記した防御スキルを利用してタイミングを合わせて一瞬の当たり判定をガード・回避するしかない。

(b)潜行体当たり

 実はブレスよりこれに巻き込まれてハメられて死亡するパターンの方が若干多いと感じる。普通のアグナコトルだと上昇・下降パターンも含めて3パターン潜行のパターンがあるのだが、闘技場だと2パターンである。すなわち、①特定の1人を延々狙い続ける場合、②滅茶苦茶に飛び回る場合である。①の場合は馴れると判別しやすいので、狙われた場合はアグナコトルの進行方向と直角に移動するようにする。実際に動かすと円を描くように動く。もちろん自分が狙われていない場合は近づかないことが最善の防御策である。
 他方、滅茶苦茶に飛び回って誰がターゲットにされているのか不明な場合もある。そのような場合は、できるだけもう1頭のアグナコトルや、他のメンバーから離れた場所に移動した方が良い。もう1頭に近い場合はその個体の攻撃に巻き込まれる場合があり、他のメンバーに近い場合はそのメンバーがターゲットだった場合は一緒に巻き込まれる場合があるからである。もっとも運が悪いと2頭同時に飛び回る場合もあるのだが。その場合は基本的にはここで記述した動きをしつつ、もう1体の動きも見ておく必要がある。

3.ガンナーについて

A.スキル構成

 ガンナーももちろん防御スキルがあった方が生存確率は上がる。しかし、ガンナーには遠距離からの火属性攻撃による軟化・攻撃停止、回避のために攻撃回数の減る剣士に代わって攻撃回数を確保するといった役割もあるので、攻撃大・弱点特効・見切り・属性攻撃強化等の攻撃特化のスキルを組んで早めに硬化可能部位を減らすことも有用である。

B.要注意行動

(a) ブレス

 ガンナーの場合は防御力が低く、しかも遠距離に位置取ることが多いことから、ブレスに関しては剣士以上に気を遣うこととなる。基本的には対処方法は剣士と同様、アグナコトルに近接するか、フレーム回避か、火属性で止めるかどれかである。もちろんもっとも安全であるのは近接してブレスの範囲外に移動することであるため、ブレスを撃つそぶりを見せた段階でたとえ遠距離に居たとしてもすぐに近寄った方が良い。
 他方、どれだけ走っても無理という場合もあると思うので、そういった場合は無理にフレーム回避を狙うのではなく、武器を収めて一瞬の当たり判定をダイブで飛んでやり過ごした方が無難である。

4.各武器を使う場合の役割

(a) 切断武器

 これは全武器に共通していることなのだが、安全に勝ちたいなら火属性武器を使うことを薦める。理由は簡単で、原種・亜種両方火属性攻撃が硬化部位に当たると動きが止まるからである。MH3Gではなかなか止まらなくなってしまったが、MHP3においてはこの戦法が有効に機能するため、最低パーティーに1名は火属性武器を持っている者が居た方が良い。
 切断武器の役割だが、大剣以外は連撃可能な武器が多いため、できるだけしつこく硬化部位を斬り続けて、相手の軟化と停止を積極的に狙うべきである。ランス・ガンランスはガード強化があると安心。ランスは突進、スラッシュアックスは剣モード、双剣は乱舞、太刀は気刃斬りが心眼の効果を持っているため、硬化を無視できる。片手剣はシールドバッシュは心眼付きだが、その場合は火属性で軟化させることができないため、潜行するかブレス時に軟化する胸を狙う。また、ガンランスについては砲撃が火属性を持っているため、砲撃主体に立ち回っても良い。

(b)打撃武器

 ハンマー、狩猟笛共に相性が悪い。アグナコトルは頭の位置がダウン時であっても頻繁に移動する上、動きに合わせて溜め攻撃をすることが難しい部類に入る。ハンマーの場合は無理に頭を狙うのではなく、振り回して切断武器と同様の動きをした方が有効に機能する場合の方が多い。
 狩猟笛は耳栓、攻撃大等を吹けるものが有効。実は狩猟笛はハンマーより打点が高く、旋律で簡単に心眼を付けられるため、ハンマーよりは戦い易く、スタンも(まだ)狙いやすい。もちろん吹き専になってブレスを誘発すると迷惑なので、張り付いて隙があれば△で頭を狙うと良い。

(c)ガンナー

 側面から足を破壊してダウンを狙う。火炎弾や火属性の弓などで軟化と停止を狙う戦法も有効。近づく必要が無いため剣士に比較して停止させやすい。銃を収めるタイミングを誤ると突進や体当たりに巻き込まれ易くなるため、その点は注意。

5.勝手なコメント

 個人的には切断武器を用いる場合は火属性武器を持って行き、両方の尻尾切断を狙う。このクエストの難易度がモンハンにとって丁度良い難しさだと思う。

義経 感想

 司馬遼太郎の『義経』を読んだ。他の彼の作品も読んでいるのだが、疲れていると短編集ぐらいしか食指が動かないため、別に感想を書く必要も無いと思っていた。
 いつも通り(ウィキペディアで源義経を見ろとは思うが)感想を書くと、源義朝と常盤御前の間に生まれた牛若が、己が源氏の「御曹子」であることを知り、亡き父の復讐のために源義経を名乗り、類まれな才を発揮して、数々の戦いで平家を打ち負かし、やがて滅ぼすまでの話である。
 本作品で面白かった点は2点あり、1つは司馬遼太郎が彼がやがて源頼朝と対立し、都落ちして討伐されるまでの様がほとんど描いていない点と、もう1つは義経の有する集団的な価値観と、当時の武家が有する個人主義的な価値観のギャップである。1点目は俺の彼女も指摘していたことなのだが、この本では古典の問題として国語の教科書やワークブックなどで登場するような「義経が逃げ惑う様」がほとんど描かれていない。焦点は彼という異端者がいかに数々の伝説の戦いで戦功を上げていったかという点にあり、彼が没落している最中の様子などは描かれていない。
 この点、一般的な彼の作風に対する解釈をそのまま適用してもこの理由を説明できそうだが、個人的な見解を述べれば、源義経という異能の生涯は、壇ノ浦で平家を打ち滅ぼした段階で終わったので書く必要が無いのだ。司馬遼太郎も何度も作品の中で「注意深く」言及していた通り、義経という若者は平家への復讐によって成り立っていた。平家への復讐を完遂することが彼の生の意義であった以上、それが達成されてしまえば彼という人物に意義など無い。むしろ作中で何度も言われているように、彼という政治的痴呆を野放しにしておけば、やがて源頼朝と彼の下に構築された鎌倉体制は彼の軍事分野での天才により滅ぼされてしまい、朝廷の傀儡である「新しい平家」に彼が成り代わってしまう。頼朝の政治観以上に大局的な見地からすれば、義経が「新しい平家」に成り代わることは、時代それ自体の要請でもなかっただろう。これは単に日本の歴史だけではなく、世界的な歴史の文脈においてもおそらく同様である。優秀な軍人は戦争が終われば邪魔になる。
 第2の点については非常に面白い解釈が本作品の中では提供されている。司馬遼太郎は戦争の作法の中に個人主義と集団主義との対立を見出しており、現在の日本が「病理」として社会的に言及している集団主義こそが義経の生きた時代にあってはむしろ異端であったと説いている。古来、合戦においては個人がいかに武功を上げるかといった観点で戦闘が行われていたが、これは義経の有する戦闘の価値観とは決定的に異なっていた。彼はあくまで源氏という一団の勝利こそが重要だと考えたと言及されている。個々人が自身の戦功を上げるために勝手に動くのではなく、明確な戦略と戦術に基づいて集団として個人が機能することが戦闘に勝利するためには合理的であると義経は看破していた。これこそが彼を異能たらしめた理由であり、一ノ谷や壇ノ浦で彼を勝利させた要因である。
 これら2点から分かる通り、源義経という人間は時代の異端児であった。しかし、彼が生まれる時代が間違いであったわけではないだろう。彼が現代に生まれていたとしても、合理的な思考法が既に戦争の中で採用されていた現代にあっては、皮肉にも彼自身が有する観念に従って、彼は単に凡庸な個人として集団の中に埋もれてしまっていた。彼はその時代に必要な異端として生き、必要な異端として死んだのだと思う。

2012年10月2日火曜日

TGS2012までのMH4情報に対する感想

 まず現段階で一番俺が評価したい点は単純に2つである。すなわち、(1)エフェクトの改善、(2)オンラインプレイへの対処である。(1)については特に弓使いの人については朗報だったと思う。現段階で公開されている動画を観る限り、攻撃エフェクトはMH3とMHP3の中間ぐらいにされていて、MH3Gのような「当たっているのか当たっていないのか不明」という(このブログでもさんざん叩きまくった)エフェクトの使用は避けられているようだ。
 (2)については非常に適切な対応で、仮に彼らが主張する「オンラインプレイ」がWiiなどの据え置き機を介さない場合、携帯機では初となる「携帯機単独でのオンラインプレイ」という、多くの人の理想が実現されることとなる。アドパには例えばチャットやブザーなど、アドパ独自のコミュニケーション機能はあったのだが、PS3を必ず中継しなければならないという点で問題があった。PSPを「モンハン専用機」として利用していたユーザーにとってすれば、PS3をわざわざ買わないと安定したオンラインプレイができない状態だったため、今回のMH4ではこのようなユーザーの理想が実現されることになるかもしれない。一見新たに導入されたジャンプ攻撃等に目が行きがちだが、これら2点は今までユーザーが主張していた不満を忠実に解消するための試みであり、個人的には安心感を抱く。
 新しい武器の操虫棍についても、実は個人的に非常に面白そうな武器になっていると思う。もともとランスのユーザーの中に、「もっと薙刀タイプの振り回せる槍が欲しい」と思っていた人も多いと思うので、今回の操虫棍について言えば、「ランスと同等のリーチを持っていて、かつ太刀ほどはもっさりしない」、という選択肢を新たに提供できるような武器になっている。スラッシュアックスと同様、単なる斧や棒ではなく、「虫を操る」という「唯一無二」の特性で武器を特徴づけている点は、ガンランス登場以後の流れを汲んだ、極めてモンスターハンターらしい武器種の増やし方だと思う。