2011年10月9日日曜日

火災報知機クライシス in New York

 この国の火災報知機はものすごく頻繁に鳴る。まだ2カ月程度しか経っていないが既に7回程鳴って建物から強制退去させられた。アメリカに来るまでは5年間ほど火災報知機が鳴ったことが記憶にないので、アメリカでの2カ月でもう5年分以上の火災報知機が鳴る経験をしているらしい。
 火災報知機発動から強制退去まではもう1つのマニュアル作業にまでなっている。火災報知機発動→建物内に居る人々が(たとえ何階に居たとしても)非常階段のみを使って外に出る→建物を挟んだ道路に茫然と群れとなって立ち尽くす→消防車やパトカーがやって来る→火災報知機が鳴った原因究明作業に40分~1時間30分費やす→茫然と40分~1時間30分立ち尽くす→オーケー!!何も無いよ!!(毎回100%)→ぞろぞろと建物内に戻って終了である。
 この前のフルブライトのこまごまとした説明会(結局個別具体的なことは個別具体的に担当者に聞けっていうことを説明された素晴らしい会)では2度鳴って、1度目は冒頭、2度目は終わりで、1度目に鳴った時はワシントンパークで青空学級?となり9階から1階まで非常階段で下りて、くそ寒くて本当に残り15分ぐらいでわざわざ9階まで戻ったらまた鳴って再び非常階段で1階まで降りた・・・。あはは
 勘弁してほしい。別にグリニッジヴィレッジはそんなに治安の悪い地域でも無いし、上記した一連の流れに費やす手間は半分に縮減しても全く問題ないと思うのだが・・・・。この国はこの火災報知機以外にもセキュリティの厳しさでは間違いなく世界一(で漏れなく外国人を辟易させている)と思う。アメリカ人はアメリカ人でめんどくさい生活を送っているようだ。
 

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