2011年3月30日水曜日

Bunny Hugger

 昨日彼女と1日で動物園と水族館の両方を巡った。水族館の方は数年前から行こう行こうと言っていた場所である。
 俺は動物が好きだ。ウラガンキンを200頭以上殺害した俺が言えることではないかもしれないが、俺はとにかく動物が好きである。しかし、猫や兎のあの柔らかいとこを触ってみたい・・・!という愛玩目的の感情ではなく、純粋に動物が動物として動いている所を見るのが好きなのである。動きに理由が無ければ無いほど、意味が分からなければ分からないほど良い。
 具体的な例を挙げると、何とか柵を出ようとして延々柵に向かってごつごつぶつかり続けるリクガメとか、延々全く同じコースで柵の中を狂ったようにぐるぐる回り続けるアナグマなどがたまらない。そういう意味不明な動物達を見て「ふっふふ意味が分からんあいつ」みたいなコメントをするのが好きなのだ。
 昨日は結構俺の動物好きとしての欲求を満たすような動物がいっぱい居た。突然檻の中の木でがりがり爪を研いだり木の皮を剥いだり噛んだりし出した豹や、同じコースをぐるぐる歩き続けて一定のタイミングで頭をぐるんと回すパンダとか、全く張り巡らされたロープを使わないで普通に棒の上を歩いていたくせに突然方足だけをロープに乗せて進んでみたゴリラとか、でかい棒みたいに静止していたのに突然脈絡もなく岩の上にのしのし歩いて登っていったオオサンショウウオとか、木を降りる足取りが危ういコアラとか、そういうのを見ると「こいつら意味分かんねえな」みたいなコメントをして少し嬉しくなるのだ。ああ、こいつら動物として生きてるんだなと、納得できる。
 噂によればセントラルパークにはリスが生息しているらしいので、今からそいつらがどれだけ意味不明な動きをするのか楽しみである。多分そんなことやってる場合じゃないし、感染症の宿主らしいから触るとめんどくさいことになるらしいが、激しく見たい・・・!と思った。

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